EUROPEAN MUSIC INSTITUTE VIENNA


閑静な住宅街に位置する上質なラウドン城の空間で、後援のウィーン・ベーゼンドルファー社より提供されるフルコンサートグランド、インペリアル290と最新モデルのフルコンサートグランドを使用して、ごく少人数制のプライベート及び公開レッスンが行われます。お城の横には地元でも人気のレストランが隣接。60分×5回の公開レッスンと修了コンサート、最終日にディプロマ授与式とドリンク付きのフェアウェルパーティーがあり、ピアノクラスは隣接のレストランで食事会があります。

 

EMIV創設者 ギュンター・チューリング 

 〜完璧な芸術家は自然より教育によるところが大きい〜

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

 

1975年にウィーンの指揮者ギュンター・チューリングによってウィーン・マイスタークラスとして設立され、2016年から指揮者のイェルク・ビルハンスが芸術監督を継承し、ウィーンヨーロッパ音楽協会として運営。48年続く世界有数のサマーアカデミー、アーティスト養成機関の一つです。

 

EMIV音楽監督 イエルク・ヴィルハンス

〜自分の芸術を練習するだけでなく、その秘密に迫れ〜  

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン

 ウィーンを軸とする選りすぐりの教授陣が若いアーティスト達と国際的なコンサートのレパートリーの研究や実践を通じて、古典派の傑作から世界各国の現代音楽に至るスタイルと理解の鍵を託します。芸術としての音楽が、「内なる魂と外観の最高度の明瞭さ」(ハンス・スワロフスキー)と称されたウィーン古典派の時代は、音楽教育の鍵となり、あらゆるスタイルの芸術音楽を達成するためのスキルを含んでいます。このアカデミーでは若いアーティスト達に様式、音楽分析、演奏法、作品を評価するためのさまざまな認識や価値基準を与えるだけでなく、音楽家という多彩な職業に挑む未来に向けての準備を手伝っています。音楽作品には大抵、作曲家の沢山の秘密が隠されており、作曲家の公にできない意識を背景に含みます。私達芸術家はベートーヴェンが残した厳しくも美しい明言に従い、その秘密を明らかにする努力を決して止めてはなりません。

■取扱講座

Francisco Araiza 

フランシスコ・アライサ (声楽・テノール)

カラヤンからザルツブルク音楽祭に招かれて以来、フランシスコ・アライサはオペラやコンサート、とりわけミュンヘンのバイエルン国立歌劇場、チューリッヒ歌劇場、ウィーン国立歌劇場、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場などで世界の時代の寵児となった。モーツァルトとロッシーニの伝説的な解釈に加え、1980年代半ばからヴェルディ、プッチーニ、マスネ、グノー、ワーグナーのオペラでリリコ・スピントの役を歌い、絶賛を博す。教育にも情熱を注ぎ、世界のマスタークラスだけでなく、メキシコシティにある彼の財団を設立し、国際的な声楽コンクールの審査員を務める。2003年からシュトゥットガルト国立音楽舞台芸術大学教授に就任。チューリッヒ国際オペラスタジオでは声楽と文体の開発を教えており、ベルテルスマン財団「ノイエ・シュティメン」主催のコンクール審査、ベルリンのリズ・モーン文化芸術協会の財団理事、ミュンヘンのヨーロッパ音楽財団、リヒテンシュタインSIAA財団の主要メンバー、国際ヒューゴ・ヴォルフ・アカデミーの芸術監督を務め、2009 年に財団「ノイエ・マイスター・デア・リートクンスト」を設立。2011 年に40 年にわたる国際的なキャリアに対してThe Instituto Nacional de Bellas Artesより金メダルを授与された。

Stephan Moeller 

シュテファン・メラー (ピアノ)

元ウィーン国立音楽大学教授、 リヒャルト・ワーグナー私立音楽院教授。ウィーン国際ピアニスト協会会長。 1955年ハンブルグ生まれ。ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学でピアノをライグラフに師事し、指揮をヴィムベルガーに師事、ピアノ科と指揮科両方を卒業。1983-1989年ザルツブルグ音楽祭でカラヤンのアシスタントを務める。1985年国際ベートーヴェン・コンクール(ウィーン)第3位。1990年から2023年にウィーン音楽大学教授を勤め、退官後より私立リヒャルト・ワーグナー音楽院教授に就任。バロックから現代曲まで全てのジャンルに精通するが、特にベートー ヴェンは彼にとって重要であり、録音はピアノソナタ全32曲、ピアノ協奏曲全5曲、ヴァ イオリンソナタ、チェロソナタに渡る。とりわけ、1994年ウィーン楽友教会でのベー トーヴェン・ピアノソナタ32曲全曲チクルスに絶賛を受ける。 1996年ベートーヴェン 協会USAよりベートーヴェンのピアノソナタ全32曲の演奏に対し「グレート・アー ティスト賞」、中国のシェンヤン音楽院より特別賞を受賞。ベートーヴェンピアノ ソナタ、大フーガ、ワーグナーピアノ曲全集の録音も評価が高い。ヨーロッパ各国のみならず北米、日本、中国、台湾にも招待され、精力的にマスタークラスや演 奏解釈のワークショップも行っている。1999年にVIPアカデミーを創設し、若手ピアニストの育成に勤める傍ら、2009年よりロザリオマルシアーノ 国際コンクールを主催、審査員長を務める。

 ■講習開催期間

7月26日~8月2日

 

■講習受講科目

ピアノ 声楽

 

■レッスン回数

レッスン60分×5回

 

■オーディション

関係者の紹介者を除いて、音楽歴とYoutubeなどのビデオ審査が求められる場合があります。

 

■講習会会場

ラウドン城 (ウィーン)

 

■曲目・曲数

 国際的なコンサートのレパートリー。異なる作曲家の作品を3 つ以上と、ウィーン古典作品から 少なくとも1 作品をお勧めします

 

■練習室

あり(無料・時間制)

 

■宿泊期間

7月25日~8月3日(最低必要日数)

 

■日本語同時通訳・現地サポート

あり

 

■空港送迎

あり

 

■締切日

6月1日をもって締め切らさせて頂きました。

 

■受講資格年齢

不問

 

■受講料金

2次募集¥630000→¥441000

 

※開業記念キャンペーンで割引させて頂きます。

 

事務局までお問い合わせください。

 

●料金に含まれるもの

登録料、受講費、公共交通費、同時通訳代、現地サポート、送金手数料、受取手数料

 ●料金に含まれないもの

航空運賃、宿泊費、練習室、海外旅行保険費、電話代、自由行動中の一切の個人費用など